山 行 報 告 | |
2012/8/15〜16 北ア・五龍岳〜唐松岳 | メンバ:根来、池勝(OB) 記録:根来 |
【コースタイム】
(15日)
リフト終点8:45…地蔵の頭8:55…小遠見山10:05…11:10大遠見山11:37…14:40五龍山荘(BP)
(16日)
五竜山荘6:30…7:30五龍岳…8:15五竜山荘8:35…唐松山荘11:10…12:05丸山ケルン…13:52第3ケルン…14:50八方池山荘(リフト乗場)
【記 録】
(15日)
八王子駅南口を池勝車で23:30頃出発し、エスカルプラザに4時頃到着して仮眠。
テレキャビン、リフトを乗り継いでリフト終点から歩きだすが、地蔵の頭を過ぎたあたりから雨がパラつく。ザックカバーをつけ、カッパを着ずにすぐ取り出せるようパッキングしなおす。
小遠見はショートカットルートがあるが、とりあえずピークに登る。ガスで全く展望がきかない中、黙々と歩く。大遠見の池塘付近で昼食タイム。
時々雨が降るが大したことはない。西遠見への途中に結構な雪が残っていた。今年は雪が多かったのであろうか。ミツバオウレンやチングルマ、イワカガミ、アオノツガザクラ等が咲いていた。
西遠見を過ぎると傾斜が急になりペースが遅くなる。白岳の頂上にでると雨が強くなってきたが、五龍山荘まではわずかなので、そのまま歩く。
五竜山荘のテント場は西側の少し下った所にあり、あまり広くない。小さめのテントサイトで、どれも多かれ少なかれ傾斜がある。なるべく傾斜の少ない場所を選ぶがテントの出入りがちょっと不便であった。
テント代は1張り500円と安いが、水は1リットル100円。給水場は小屋の外で、お金を料金箱に入れて勝手に水を汲むシステム。中毒の心配はないが、消毒薬がたくさん入っていて、そのまま飲むとまずい。
天気も良くないので、五龍岳登頂は翌日に回してホットウイスキーをチビチビ飲み始める。夜中中吹き上げる風でテントがバタついてうるさかった。
(16日)
5時に起きて朝食後、テント以外をパッキングして水とカメラのみを持って、五龍岳に向う。一時的に東側の霧が晴れて、ブロッケン現象が見られた。
頂上もほとんど眺望がきかず、霧の切れ目からわずかに鹿島槍が見えただけである。テント場にもどりテントを撤収し、出発。
ほんの少し白岳へ登り返すがその先は緩やかな這松帯の下りであり標高で約200m下って最低鞍部となる。最低鞍部から暫く登るとガレ場や鎖場がでてくる。
蛇紋岩が多いので滑り易く、慎重にこなしてゆくと削岩機のような音がし左下にヘリポート状の広場が見え、まもなく霧の中からいきなり唐松山荘が現れた。唐松岳に登ってもガスで何も見えないので、八方尾根を下ることにする。
丸山ケルンから不帰岳が見えるが天狗岳や白馬岳方面の頂上は雲の中である。積雪期のV峰登攀ルートや下降点などを池勝さんから教えてもらう。
第3ケルンまで下ると途端に観光客が多くなる。家族連れ3組ほどに写真撮影を依頼される。あとは観光客に混ざって花の写真を撮りながらダラダラと下りリフト乗場である八方山荘に着く。
リフト、ゴンドラを乗り継ぎ下界に降りて、タクシーを呼びエスカルプラザに戻る。池勝車に乗換え「グリーンスポーツの森」で入場料、テント場代を支払いテントを張ってから買物と入浴に出掛ける。
夕食を買出し白馬村の「みみずくの湯」に行く。タクシーの運転手から割引券をもらったので400円で入浴で来た。人気があるのか、かなりの混雑であるがアルカリ泉質でなかなか良い。
「グリーンスポーツの森」はたまたま夏祭りでイベントの打ち上げ花火や熱気球、各種演奏など催されていた。テントの外にマットを敷いてビールを飲みながら夕食。そこで寝そべりながら花火を楽しむ。
ただ、ドラエモン音頭やだんご三兄弟音頭が大音量で流されていて喧しかった。